GEEQ's ROOM

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【ワイヤレスヘッドホン】ここが凄い!ソニー「WH-1000XM2」をレビュー

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こんにちは、GEEQです。

物欲の秋、皆様いかがお過ごしでしょうか。

紅葉も見頃ですがインドア派な僕は今日もモニター越しに外界を眺めています。

 

物欲と言えば先月ソニーストアでソニー初の完全ワイヤレスイヤホン、WF-1000Xを買いました。

www.geeq910.com

その時に気にはなっていたものの、購入を見送ったワイヤレスヘッドホンを先日買ってしまいました。

それがソニーのワイヤレスヘッドホンの最高峰と言っても過言ではない「WH-1000XM2」です。

ノイズキャンセリング、ハイレゾ、快適な操作性、さらには長時間使用に耐えるスタミナバッテリーとまさに至れり尽くせりな機能満載のワイヤレスヘッドホンです。

今回はこのWH-1000XM2の実力はいかがなものか迫りつつ、レビューしてみたいと思います!

 

WH-1000XM2を買った理由

とは言え何も理由無しにこんな高価なヘッドホンを買ったわけではないのです。

先月購入したWF-1000Xは完全ワイヤレスという取り回しの素晴らしさに加え、音質も期待以上、心配していた接続の不安定さもほぼ無し。

間違いなく「今年買って良かったものランキング」上位にくる代物です。

そんなWF-1000Xの僕にとって唯一残念なところがバッテリー

利用シーンが通勤時や散歩、ちょっとした移動時だけなら問題ないんですけど、例えば「休日に一人で買い物に出かけながらずっと音楽を聴く」となると全く足りません。

僕は家でブログ書いてる時にもよく使うんですけど、欲を言えばもう少し使えると嬉しいです。1つの記事を書き上げる一歩手前でいつも充電が切れます(笑)

そんな不満から再びイヤホン・ヘッドホン探しを始め、

  1. 主に自宅やカフェなどの室内で充電をあまり気にせずに使いたい
  2. 作業に集中しやすいノイズキャンセリングは必須
  3. せっかくなのでハイレゾに対応してると嬉しい

という3つの条件に当てはまるWH-1000XM2を選びました。

それでは早速見て行きましょう!

まずは開封の儀!外観と付属品をチェック。

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▲パッケージです。相変わらずソニーらしいしっかりしたパッケージ。それでは開けてみます!

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▲箱の中からまた黒い箱。

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▲黒い箱を開けるといよいよご対面…と思ったら付属のケースでした。

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▲内容物はこんな感じ。本体(ケース)、有線接続用のオーディオケーブル、micro USBケーブル、マニュアル類です。

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▲ケースを開けるとようやく本体が姿を現しました。

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▲こちらのカラーはブラック。他にシャンパンゴールドがあります。ハウジング部のシボ加工が高級感ありますね。

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▲専用ケースの中には飛行機でも快適なノイズキャンセリング体験ができるように航空機用のイヤホンジャックアダプターも付属します。

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▲L側のイヤーカップにはハウジング部にNFC、側面に電源ボタン、モード切替ボタンがあります。

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▲R側は充電用のmicro SD端子以外は特に何もないように見えますが、ハウジング部を指でなぞることでジェスチャーコントロールができます。

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▲ジェスチャーコントロールの説明。上下でボリューム、左右で曲送りなど。中心を長押しでGoogleアシスタントやSiriの呼び出しもできます。

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▲バンド部にさりげなくモデル名。

実は「ヘッドホン」というジャンルの買い物をしたのは10年振りくらいです。イヤホンのワイヤレスにはもう慣れましたけどヘッドホンもワイヤレスというのはとても新鮮。

高性能&注目の新機能!アプリと連携する賢いヘッドホン

外観は前モデルの「MDR-1000X」を踏襲したシンプルながらも高級感のある外観でしたが気になる中身=性能はどうでしょうか。

  • ノイズキャンセリング性能
  • 専用アプリを使ったカスタマイズや操作性
  • 「ハイレゾ相当」を謳う音質
  • バッテリーのスタミナ性能

これら4つの視点からWH-1000XM2の実力を見ていきたいと思います。

業界最高クラス!?ノイズキャンセリング性能は圧倒的!

見出しから結論になります。これは確かに圧倒的です。

「業界最高クラス」というのはソニー公式ページの説明ですが恐らくそう誇張したものではないでしょう。

他社製は所有したことがないので僕は比較出来ませんがソニーのノイズキャンセリングイヤホンはWF-1000Xも含めいくつか所有しています。

それらとの違いは歴然です。

自室でブログを書いていると今の季節なら暖房の音、家の外を走る車や歩く人の声が聞こえますがこれがノイズキャンセルをONにするだけでピタリと聞こえなくなります

これにはびっくりしました。

これまでのイヤホンはここまで静かにはならず、音楽を再生することでやっと外の音が完全に聴こえなくなるという具合。

これなら音楽再生だけでなく静かな環境で勉強や作業をしたいというニーズにも十分応えられる性能でしょう。

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また▲上の画像(公式より)のようにR側のハウジング全体にタッチすることで、周囲の音を取り込む「クイックアテンションモード」が起動します。

これにより一時的に誰かと会話を行ったりアナウンスを聞いたりできます。

実際に試してみると、音楽再生時は音量が下がり、ノイズキャンセリングが弱くなる感じで全てがオフになるわけではないです。

 

専用アプリを使って設定をカスタマイズ!タッチ操作は快適だが慣れが必要。

続いてはこの機種をはじめ今年のモデルから追加された専用アプリによるカスタマイズについて。

WF-1000Xのレビューでも紹介した「Headphones Connect」を使います。

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▲アプリを起ち上げてNFCでワンタッチ接続すれば画像のようにヘッドホンが追加、スマホとペアリングされます。

アダプティブコントロールはスマホの加速度センサーを使ってユーザーが

  • 止まっている
  • 歩いている
  • 走っている
  • 乗り物に乗っている

という4つのパターンを自動で認識してノイズキャンセリングや外音取り込みモードを切り替えてくれる機能です。

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あらかじめ各動作時の設定をそれぞれ登録しておく必要があります。

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▲この辺りはWF-1000Xには無い設定です。

「ノイズキャンセリングの最適化」は何と内蔵の気圧センサーを使って周囲の気圧に合わせてノイズキャンセリングを最適に処理してくれます。

飛行機に頻繁に乗る人には恩恵の有りそうな機能です。

他にも音の定位を変更して後方から聞こえるようにしたり、サラウンドモードの変更が可能です。

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▲イコライザーも変更ができます。

WF-1000Xもアップデートによりイコライザーが追加されましたが何故かプリセットしか使えないという…。

意味があるんだか無いんだかよくわからないアプデでしたがこちらはちゃんとカスタムが可能です。

音質モードについては音質優先だとLDAC、接続優先だとSBCで接続されます。

 

アプリを使って好みに合わせて細やかに設定がカスタマイズできるのは非常に嬉しいですが、使い勝手ではやや気になる点が一つ。

それは「設定のカスタムが接続優先モードでしか行えない」という点です。

通常Xperiaやウォークマンとペアリングした場合、優先的に音質優先モードで接続されます。

そのため音楽を再生中に設定を変えようとするといちいち再生を停止して接続モードを切り替えてからでないと設定変更できないんです。

ちょっとしたことですがこれはやや快適さを損ねる部分だと思います。

 

ジェスチャーコントロールについては概ね満足な操作性です。

ただ表示があるわけでないので覚えるまで慣れが必要かもしれません。意図せず触れてしまったりしても反応してしまうこともあります。

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▲画像のように指でハウジング部をなぞるだけです。慣れてしまえばとても快適。感度もむしろ良すぎるくらいです。

 

ワイヤレスでハイレゾ音源もLDACで高音質!aptx HDにも対応。

続いては音質について。

あんまりオーディオ沼には足を突っ込まないようにしている僕の耳にはWF-1000Xでも必要十分だったんですけど、やはりこちらは格が違いました…。

音質優先のLDACによる接続ではSpotifyのようなストリーミングでも取り込んだハイレゾ音源でもSBC接続とは”音の厚み”が全然違います。

Bluetoothのコーデック以外の部分でも、WH-1000XM2はフルデジタルアンプのS-Master HX搭載とハードウェアから高音質化が図られています。

これは最近のトレンドである「スマートホンで音楽を聴く」というスタイルには非常に嬉しいところで、例えば僕の持っているハイレゾウォークマンもXperiaもハイレゾ音源は聴けますが、後者にはこのフルデジタルアンプが搭載されていません

そのため両者を聴き比べると同じ音源を再生しても結構差が出てしまいます。

それがヘッドホン側に搭載されることでXperiaでも高音質化の恩恵が受けられるという訳です。

もちろんXperiaに限らず他のスマートフォン、iPhoneも例外ではありません。

ヘッドホン自体の特性として感じたのはソニーらしい低音強めで高音は少し控えめな伸び。これは全く設定をいじらないでの印象。

今回初めてワイヤレスでハイレゾ相当の音源・コーデックで聴きました。

ZX100にXBA-A3で聴いた時ほどではないですが音の情報量が多くて感動しました。

…というかノイズキャンセリングのON・OFFやイコライザーなどでかなり変化が激しいです。この辺は好みに合わせて変えるのがいいんでしょう。

エイジングもまだまだなのでここがスタートだとすればまだまだ期待できそうです。

そしてaptx HDへの対応も嬉しいですね。

LDACと同じくこれまでより高音質が期待できるコーデックで、Android OSの次期バージョンであるAndroid 8.0 Oreoから標準でサポートされるようになります。機種によっては既存の機種でもバージョンアップで対応できるようです。

iOSはどうなんでしょうね…。

なおワイヤレスでなくワイヤードでもちゃんとハイレゾ音源を楽しめますよ。 

DAP(デジタルオーディオプレーヤー)とスマートフォンの2台持ちに嬉しいマルチポイント接続!

 ※11月7日追記

うっかりしておりましてマルチポイント接続できることを紹介しておりませんでしたm(_ _)m

マルチポイント接続とは、Bluetooth対応のDAPとスマートフォン2台同時に接続できる機能のことです。

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このようにDAPは音楽再生用、スマートフォンは通話用と使い分けることができます。

これなら例えばウォークマンの曲を聴いている時に着信があってもそのままハンズフリーで通話することができるのでとても便利ですね。

ちなみにスマートフォン2台をマルチポイント接続することもできます。 

バッテリーライフは余裕の30時間!しかも急速充電対応。

このスタミナには感動です。ノイズキャンセリングをONにしてこの連続再生時間は素晴らしい。

これなら国際線での長時間移動でも全く心配いりませんね。

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▲バッテリー残量はアプリから確認できます。

実質どれくらい動くか検証しようとしましたが再生機側のバッテリーの方が先に切れそうになったので途中でやめました(^_^;)

そして注目すべきは「10分の充電で70分再生可能」というクイック充電に対応したところ。

これなら万が一出先で充電切れしてもカフェやモバイルバッテリーなど手近な方法で時間を掛けずに何とかなりますね。

バッテリーってワイヤレス故の悩みな訳ですけどこれには大満足

 

まとめ

スマートフォンありきの新しいヘッドホン

購入時はせっかくだからと思いハイレゾウォークマンであるZX100とペアリングして使うことを想定していました。 

しかし、アプリを使った設定やカスタマイズ、AIアシスタントの呼び出しなど、実際に使ってみるとウォークマンなど純粋なDAPよりもスマートフォンとの利用に最適化されている製品だなと強く思いました。

実際スマートフォンに加えてDAPも所有して音楽を聴くというスタイルの人は少なくなっています。

WH-1000XM2はそうした市場・時代の変化に合わせた、スマートフォンありきの新しい時代のヘッドホンと言えるでしょう。

WH-1000XM2はこんな人にオススメ!

  • 音楽を主に室内で集中して聴きたい人
  • ワイヤレスでも高音質で音楽を楽しみたい人
  • 出張や旅行でヘッドホンが手放せない人

WH-1000XM2を使いながら、そしてこの記事を書きながらおすすめしたい人を思いつく限り挙げてみました。

優れたノイズキャンセリング性能は自宅はもちろんカフェや空港のラウンジ、そして飛行機内でも大きな効果を発揮してくれます。

主に室内で音楽を大音量で楽しみたい、でもスピーカーは騒音が心配…という人にはぴったりだと思います。

また、高額なオーディオ機器を揃えたりせずに、スマートフォンでカジュアルに高音質を楽しめるのも大きな魅力です。

純粋な音質ではDAPに有線接続したヘッドホンには敵わないでしょう。しかしその領域までは興味がないユーザーにもワイヤレスでこれほどの音質なら十分な訴求力があると言えます。

購入を検討する上でネックとなるのは価格とサイズでしょうか。ワイヤレスとは言えヘッドホンですのでイヤホンと比較してしまうとやはり大きくて重いです(^_^;)

 

思いがけず期待を大きく超えるとてもいい買い物でした!

価格はやや高めですが価格以上の満足感を得られるとても良いヘッドホンだと思います。WF-1000Xの取り回しも素晴らしいのでシーンに応じて上手く使い分けていきたいですね。

 

本日はここまで読んでくださりありがとうございました!