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【サウスポー】左利きの人におすすめしたいペン3本+α!

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こんにちは、GEEQです。

今回は久しぶりの文具ネタです。

以前からボールペンや万年筆を紹介していましたが、僕のブログを読んでくださっている方で「左利き」の方が結構いらっしゃることが判明しました。

後述しますが、実は利き手によってペン(筆記具)の使い心地ってかなり変わってしまうんですよね。

そこで今回はちょっと趣向を変えまして、色々と試し書きした結果を踏まえて「左利きの人におすすめしたいペン」に限定してご紹介したいと思います!

※僕自身は右利きです。

そもそも左利きと右利きでは何が違うのか。

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ペンを紹介する前に、そもそもペンで文字を書く際に左利きと右利きで何が違うのかという点について触れたいと思います。

右利きの人ももし手元にペンと紙があったら試しながら読んでみてくださいね。

①横書きの場合書いたばかりの文字を手で擦りやすい。

横書きの場合、普通は字を左から右に書いていきますよね。

この場合右利きだと特に問題ありません。

しかし左利きの場合、左から右に文章など文字を連続して書いていくと、書いたばかりの字を手で擦ってしまうという事態が起こります。

こうなるとせっかく書いた字が掠れてしまったり、手が汚れてしまって嫌な思いをしがちです。

右利きの人は国語の授業でノートをとった時や作文の時に縦書きで文章を書いた時のことを思い出してみてください。

縦書きで右から左へ改行しながら文章を書くと、右手に鉛筆の芯がついて真っ黒くなりませんでしたか???

あれと同じことが横書きでも起こるという訳ですね。

②「引き書き」と「押し書き」の違い

文字というのは大抵の場合、書き順に限らず筆の運びそのものが左から右に書くように教えられます。

そうすると右利きの場合、左から右への筆の運びは引っ張るように書く「引き書き」です。

対して左利きの場合、筆の運びは押し出すように書く「押し書き」になります。

この「押し書き」自体は別に問題ないのです。

問題なのは筆記具にあります。

ペン、特にボールペンや万年筆は構造上この押し書きに非常に弱いのです。

引き書きを想定して造られているため、押し書きだとインクが上手く出なかったり掠れたりと場合によっては使い物になりません。

違いを理解するとペンも選びやすくなる。

ざっくりと左利きと右利きの違いを挙げてみました。

この違いを理解すると、どういうペンがいいのか段々見当がついてきます。

まず①から。

この問題の解決策はズバリ「インクの速乾性が優れている」ことです。

書いてる側からすぐに乾いてしまえば掠れる心配は無用なのです。

そして②。

これは押し書きしてもしっかりインクが出るという点で「インクフローが十分」であることです。インクがドバドバ出る必要はないのですが、どんな筆圧でもインクがしっかり出てくれるペンが望ましいですね。

 

おすすめの3本はこちら!

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先程の2点から、ある程度の候補を選んで実験してみました。

実験といっても方法は単純です。

左手で(ミミズみたいな字ですけど…)書いてみたり、書いた側から擦ったり、ゴリゴリ押し書きしてみたり…。 

その結果として3本のペンを選んでみました。

おすすめ① ゼブラ「サラサドライ」

▲「ドライ」の名の通り断トツの速乾性が売りのボールペンです。

書いた直後に触っても全然手にインクが付きません。これには驚きました。

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▲この動画が1番わかりやすいです。

字が掠れないという点では今回おすすめするペンの中でも飛び抜けています。

押し書きした際にはやや引っ掛かるような感覚がある(試したのは0.4mm)もののちゃんと書けます。他の0.5や0.7だとまた違うかもしれません。

従来のサラサと違い、同じゲルインクですが水性顔料ではなく水性染料インクです。

なので耐水性や耐光性などは劣るのでその点は注意が必要です。

ルックスがややチープなのが気になる場合は、高級バージョンの「サラサグランド」の替芯を入れ替えて使うという手もあります。

▲こちらは高級感が出ますね。

おすすめ② ぺんてる「エナージェル」

▲発色と速乾性に定評のあるエナージェルです。

速乾性はサラサドライにはやや劣りますが、はっきりと濃い黒の発色と引っ掛かりのない滑らかな書き味が素晴らしい。

速乾性は良いですがインクフローが良すぎ(インクの出過ぎ?)たのかたまに手が汚れることも。

いかにも事務用品的なデザインですがこれも高級版が出ています。

▲かなり印象が変わりますね。ノック式ではなく繰り出し式、替芯は通常のエナージェルのものが使えます。

というか今回の趣旨に関係なく欲しいかも…。

おすすめ③ 三菱鉛筆「パワータンク」

▲今回のおすすめする中で唯一の油性ボールペンです。

三菱の油性ボールペンといえば王者「ジェットストリーム」がありますね。皆さんご存知の通りヌルヌルの書き心地は素晴らしいのですが今回は敢えて入れませんでした。
さてこのパワータンクですが、インクこそ低粘度系ではない普通の油性インクですが、他にはない特徴を備えています。
それは「加圧式ボールペン」ということ。
「加圧式ボールペン」というのは、書く時にインクが自然の重力で押し出されるのではなく、替芯内の圧縮空気によって押し出される方式のボールペンのことです。これにより雨天下や氷点下といったシビアな環境下、そして上向き筆記でも書けるのですが、この加圧方式が押し書きにも好作用を与えるんですね。
力の強さ(筆圧)や筆記の向きに関わらず先端のボールさえ転がればしっかりインクが出てくれます。
おかげで押し書きでも途切れることなく筆記が可能です。
唯一滑らかさという点では劣りますが安心して書けるのは嬉しいですね。

▲パワータンクではありませんが加圧式の替芯の使える高級ペン「ピュアモルトプレミアム」もあります。

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▲それぞれのペンで商品名を書いてみました。

書いてる側から擦ってみると、サラサドライ、エナージェルはほぼ掠れません。パワータンクは速乾性という点ではやや不利か。

おすすめ 番外編

上の3本がおすすめですが、以下番外編としてボールペン以外から選んでみました。

番外編① セーラー「プロフィット21 レフティ」

 

▲世にも珍しい「左利き専用」を謳う万年筆です。

21金のペン先に左利き用の改良を加えた高級万年筆です。

本来は受注生産品なので店頭で実物を見る機会はあまりないかもしれません。僕も実物を見たことがなく試すことも叶わないため番外編ということで。

番外編② パーカー「5th インジェニュイティ シリーズ」

 

▲老舗高級筆記具メーカーのパーカーが「万年筆でもない、ボールペンでもない高級筆記具」として開発したペンです。

万年筆のような金属製のフードに、ドローイングペンの先のような筆記部が付いた独特な形状。以前普通に試し書きをしたのですが極細のサインペンというか、ドローイングペンをしなやかにしたような書き心地でした。

速乾性はそこまでありませんが筆記方向に関わらず滑らかに書けた記憶があります。

番外編③ ステッドラー「ピグメントライナー」

 

▲ステッドラーの製図・描画用のドローイングペンです。

線幅も0.05mmから1.2mmまで選べるプロ仕様。左手でも確実に筆記できます。そして水性顔料インクであるにも関わらず乾くのが早い。

書いた線が乾くのは早いのにペン先は18時間キャップを閉めなくても乾かないというドイツの謎技術が使われています。

惜しむらくはデザインがスーツのポケットに刺したりするような汎用性が無いところでしょうか。

僕も性能に惚れて愛用していますがあまり外で使おうという気にはならないデザインであります。

まとめ

以上左利きの人におすすめしたいペン3本(番外編含めると6本)をご紹介しました。

今回色々調べて初めて知りましたけど左利きの人たちって結構苦労されるんですね(;´Д`)

もしかしたら今回試せなかったボールペンの中にもおすすめできる物があるかもしれません。ジュースアップとかシグノ307とか忘れてた…。

あとメモ書きなら鉛筆やシャープペンシル、芯ホルダーが最強なのかなとも思ったり。

奥深き左利きの世界…。

※僕自身が右利きの為、左手で書いて試したとは言っても再現性が低いと思うのでもし検討される際はぜひ試し書きをしてみてください(^_^;)

本日はここまで読んでくださりありがとうございました!