日本時間でいうと10月5日の深夜〜早朝に行われた発表会で、主役であろうスマートフォンの新型Pixelシリーズと合わせて以前から噂されていたGoogle謹製ハイスペック高級Chromebookの「Pixelbook」が発表されました!
お値段はChromebookとしては非常に高価な999ドルから。日本円にすると10万円を超えてきます。SurfaceやMacBookに届く価格帯です。
海外通販になりますがアメリカのAmazon.comで日本直送が可能です!
すでに色々なところで紹介せれていますが当ブログでも簡単にまとめておこうと思います。
外観
まずは外観から。
12.3インチのタッチ対応の高精細なQHD液晶です。所謂2in1でR13やAsusのC302のように液晶部分をクルッと回転させてタブレットのように使うことができます。液晶が分離するタイプではありません。
液晶はベゼルレスではありませんが「トラックパッド」はベゼルレスだそうです(そこかよ)。
ラップトップスタイルだとどことなくSarfeceBookのようでもありMacBookのようでもあり…。
アルミ製でボディカラーはChromebookとしてはオースドックスでシンプルなシルバー基調。続いてサイズですが、縦×横が290.4mm×220.8mm、ボディの厚さは10.3mm、重量は約1.1kgとなっています。
ポート類ははUSB type-Cが2つとイヤホンジャックのみです。HDMIやSDカードスロットなどはありません。これらを使う場合はtype-Cに対応のハブが必要です。
※画像は全てGoogle公式より引用
スペック
まずプロセッサは第7世代のCore i5またはi7を搭載します。RAMは8GB〜16GBです。
ストレージは128GB/256GB/512GBが用意されます。それぞれ本体の価格によって高ければ上位のものが、低ければ下位のものが搭載されます。
バッテリーは10時間駆動とのこと。当然主流になりつつあるUSB type-Cからの充電です。高速充電にも対応し、15分の充電で最長2時間の駆動が可能となります。
対応の無線はWi-Fiが 802.11 a/b/g/n/ac、2x2 MIMO、デュアルバンド(2.4 GHz、5.0 GHz)、Bluetoothはver4.2です。
キーボードはバックライトを搭載し、くらい場所でも文字入力がしやすそうです。またChromebookでは初となるGoogleアシスタントキーがつきます。
搭載カメラは720pとそれほど解像度は高くありませんがフレームレートは60FPSとかなり高め。高品質なビデオ通話が期待できそうです。
もちろんAndroidアプリにも対応します。
注目の機能
スペックを見ただけだと「あぁ、いつもの高いChromebookか」って感じですが今回はこれだけじゃありません!注目すべき新機能もしっかり載せてきましたよ!!
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Google Pixelbook Pen
別売りのGoogle Pixelbook Penというスタイラスを使った高性能ペン入力に対応しました。
こちらのスタイラスは傾き検知、2000段階の筆圧検知機能に加え、応答速度10msの低遅延を売りにしています。20msのSurfaceペンやAppleペンシルよりも高性能ですね。
使い方としては通常の描画やメモ書きの他に、ペンで囲ったところをウェブ検索できたりとGoogleらしい機能が付加されているようです。
対応するアプリがこれらの性能を活かし切れるかが普及の鍵になりそう。
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GoogleアシスタントにPCとして初対応
こちらも要注目の新機能です。Androidスマートフォンではお馴染みの「OK!Google!」が使えるようになりました。先程も書きましたが専用キーまでキーボードに備えています。今回の発表会ではGoogle homeなど他の製品群もGoogleアシスタントを全面に出した内容だったので力の入れようが伝わってきます。他メーカーも続々対応させてますし。
具体的な利用シーンはこちらの公式動画がすごくわかりやすいです。
YouTubeで動画を再生させたりメールの送信まで音声操作でやってますね。Googleの音声認識精度はかなり高いと感じているので期待できますね。
これは余談ですがWindowsのCortanaもここまでではないですが似たようなことができますよね。それで以前Cortanaに話しかけてSpotifyを起動させようとしたんですけど、いくら「スポティファイ!」って叫んでも画面に出てくるのは「おっぱい」だったんですね。何度やっても「おっぱい」。挙句Cortanaに怒られる始末…。もうそれっきりCortanaには話しかけてません。
AndroidスマホのGoogleアシスタントに話しかけてもそんなことにはならないので、実際の使用感も動画のような精度が期待できるのではないでしょうか。
価格はネックだけど使ってみたい
以前のChromebook pixel時代から「Chromebookにしては価格が高すぎる」とか「Chrome OSにはオーバースペック」とか色々と議論はありましたがやはりその路線をPixelbookは踏襲してきました。
しかしGoogleが「Chromebookユーザーに現時点での最高の体験をしてほしい!」…というリファレンスモデルということを考えると仕方ないのかなとも思います。惜しみなく最新の機能を盛り込んでるわけですからね。使ってみたいなぁと素直に思います。お小遣い制のしがないサラリーマンとしては様子見ですが^^;
普及価格帯のChromebookにもこういう魅力的なモデルが増えるといいですね(*´Д`)
しかしPixel Cとは一体何だったのか
本日はここまで読んでくださりありがとうございました!