※2018年8月24日更新
こんにちは、GEEQです。
流行りのスマートスピーカー、「Amazon Echo」が我が家にやって来て早いもので1ヶ月が経ちました。
music unlimitedのEchoプランも契約を継続し、すっかりリビングの音楽再生マシンと化しています。
▲ここまでの経緯は上の2つの記事で書いたのですが、最近auの「うたパス」がAlexaのスキルに追加され、Echo対応の音楽サービスとして利用できるようになりました。
Spotifyは相変わらずまだ未対応ですが、music unlimited、TuneIn、dヒッツに続く4番目の音楽聴き放題サービスとなります。
そこで今回は「うたパス」と「dヒッツ」、これら2つの国産の音楽サービスについて簡単に解説したいと思います。
「さすがは国産!」と言える邦楽の充実度
「うたパス」はau(KDDI)系、「dヒッツ」はドコモ系のサービスですが、dヒッツはスマホ(携帯)のキャリアに関係なく契約・利用できます(うたパスはau IDと紐づく必要があるのでauユーザー向けのサービス)。
※2018年8月24日追記
なんと「うたパス」もau以外のユーザーでも使えるようになりました!
Wow!IDというIDを作って登録すればドコモやソフトバンク回線でも契約可能です。
この2つのサービスの特徴は何と言ってもカバーする「邦楽の楽曲の多さ」です。
それもそのはずで両者とも楽曲の提供元は国内大手の「レコチョク」。
▲こちらは「うたパス」のトップページですが明らかにSpotifyやmusic unlimitedなどの外資系とは違う雰囲気です…。
外資系音楽サービスは邦楽の権利取得に熱心でないのかアーティスト・楽曲共にとても中途半端でした。それでも以前よりはかなり増えましたけど。
詳細な比較は労力が半端じゃないのでしませんが、例えば星野源、スキマスイッチ、平井堅などの有名どころでも楽曲は無し。
しかしうたパスやdヒッツでは聴くことができました(全曲配信でない場合もあり)。
▲こちらのPerfumeはSpotifyにもmusic unlimitedにも楽曲提供されていませんがうたパス・dヒッツでは聴くことができます。
このように邦楽中心の音楽スタイルであればかなり充実していると言えます。
僕は洋楽ばかり聴く人間なのであまり問題無かったのですが妻や家族はそうとも限らず、
「何で〇〇が聴けないんだ!」
と文句を言うこともしばしば。
またアニメや童謡など子供向けの楽曲も豊富です。
色々なジャンルを満遍なくということであれば追加の選択肢としては十分ありなのかなと思います。
月額料金は安価で手軽だが使い勝手には不満もあり
邦楽の楽曲数という点では非常に優れていますが、実際に使ってみると不満な点もいくつかありました。
基本的に「サービス側に用意されたプレイリスト」の再生が中心
これはどういうことかというと、
「〇〇(アーティスト)の△△(曲名)を再生」
という風に個別の楽曲を指定して再生することは出来ません。
例えば「福山雅治の桜坂が聴きたい」という場合、桜坂が入ったアーティストチャンネルや「〇〇年のヒット曲」などのプレイリストを選択してシャッフル再生するしかありません。
当然シャッフル再生なので待つかスキップすることになります…。
そのため使い方としてはラジオや店舗の有線放送のように「気に入ったチャンネルをBGM的に流す」という形になります。
一応気に入った曲はうたパスなら「マイプレイリスト」、dヒッツなら「myヒッツ」に追加して聴くことはできるので、自分の好みの曲だけを再生したい場合はこれらにどんどん曲を追加していきましょう。
※なおサービスの細かな仕様は「うたパス」と「dヒッツ」でそれぞれ違うので、1ヶ月の無料体験で好みの方を選ぶと良いと思います。
うたパスはオフライン再生不可、dヒッツは月10曲まで保存(オフライン再生)可
もう1つ注意したいのは端末への楽曲保存やオフラインでの利用が全くできない、もしくは限定的というところ。
Spotify(有料版)とmusic unlimited(Echoプラン除く)はアプリ版であれば楽曲のダウンロードとオフライン再生が可能です。しかしこういった機能はうたパスは不可、dヒッツは月10曲まで可能となっています。
しかしEchoを使って聴く場合にはそもそも自宅のWi-Fi環境下でしょうし、Spotifyもmusic unlimitedもオフライン再生機能はスマートフォンでしか使えないのであまり気にする必要は無いかもしれませんね。
月額料金は「うたパス=380円」「dヒッツ=500円」と非常に安価
外資系音楽サービスと比較すると独特な使い勝手のうたパスとdヒッツですが、月々の料金は非常にお安くなっています。
仮にmusic unlimitedのEchoプランと同時契約した場合でも、
Echoプラン 380円+うたパス 380円=760円
Echoプラン 380円+dヒッツ 500円=880円
となり、Spotifyの有料プラン980円よりも安く収まります。
また、それぞれauとドコモが提供しているサービスということもあり、機種変更や新規契約の際に何ヶ月間か無料のクーポンをもらっていたり、あまり良いことではありませんが知らないうちに契約している場合もあります。
実際僕も機種変更の際にうたパスのクーポンをもらっていたらしく来年の6月まで無料なようです(^_^;)
こうしたサービスを検討中の方は使わない手はないので是非確認してみましょう。
まとめ:邦楽の補完&BGM的な使い方なら契約の価値も十分あり。
音楽サービスとしての使い勝手は微妙な部分もありましたが、それを補って余りある邦楽の配信楽曲数の多さはとても魅力的だと思います。
普段洋楽ばかり聴いていてもふと邦楽が聴きたくなる時があるんですよね。
僕は「去年どんな曲が流行ってたんだっけ?」「今年のドラマ主題歌ってどんなのあったっけ?」という時に使っていますが、その答えとなるプレイリストが大体用意されているのでとても便利です。
▲こちらはdヒッツの画面ですが「安室奈美恵」、「福山雅治」、「宇多田ヒカル」、「Mr.Children」と豪華な顔ぶれ。この当たり前な感じが外資系には無い…。
「このアーティストのこの曲が聴きたい!」というピンポイントな視聴方法には向きませんが、ディスプレイや操作を行うインターフェイスを持ち合わせていないスマートスピーカーにはこのぐらいライトなBGM的な使い方が合っているようにも思います。
うたパスはau契約者向けですが、dヒッツはどのキャリアでも使えるので邦楽中心に音楽を聴く方はぜひチェックしてみて下さい。
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本日はここまで読んでくださりありがとうございました!