こんにちは、GEEQです。
このブログを始めるきっかけともなったChromebookですが、この度2台目となるLenovo「Chromebook C330」を購入しました。
米国のAmazon.comより直送で購入可能なモデルです。
2月の末にセールだったのか破格の$220ほど、送料込みでも日本円で3万円弱と非常にお買い得で、先代のR13よりも少しコンパクトなモデルが欲しいと思っていたのもあり勢いで購入してしまいました。
今回はこのC330の簡単なレビューと、約1ヶ月使ってみての感想などを書きたいと思います。
※▼ちなみに兄弟機とも言えるLenovo Chromebook S330が日本のAmazonで購入できるようになりました。
FHDな14インチの大画面が欲しい、タッチパネルは不要という方はこちらも是非チェックしてみてください。中身はC330とほぼ一緒です。輸入の手間&国内保証重視ならこちらもおすすめです。
▼2021年3月に新しくHPのChromebook 14aを購入しました。レビューはこちら!
- Lenovo Chromebook C330:主要スペック
- Lenovo Chromebook C330 :外観
- 約1ヶ月使って分かったC330の良いところと気になるところ
- 昨今のハイエンドモデル乱発の中「小粒だがキラリと光る」Chromebookでした
Lenovo Chromebook C330:主要スペック
僕が購入したC330の主なスペックは以下の通りです。
Acer Chromebook R13から変わる部分を黄色で塗っています。プロセッサとメモリは全く一緒です。液晶の解像度は落ちましたがストレージは2倍に増加しました。
現在のOSバージョンは73、AndroidアプリとLinuxアプリにもしっかり対応しています。
Octane Scoreも試しに測ってみました。これもR13とあまり変わらず。まぁプロセッサもメモリも同じなので順当な結果です。
筐体のサイズは液晶を閉じた状態で横29.3cm×縦21.2cm、A4用紙より気持ち小さいくらいのフットプリントです。
厚さは最も厚みのあるヒンジ側で2cm弱といったところ。
重さは1.2キロと決して軽量なモデルではありません。しかしR13と比較すればサイズの違いもあるためかかなり軽く感じられます。
Lenovo Chromebook C330 :外観
次に外観を見ていきましょう。
本体は真っ白なボディに360°回転する11.6インチのタッチ対応IPS液晶を備えたコンバーチブルタイプです。利用シーンに合わせて
- ラップトップモード
- テントモード
- タブレットモード
の3つのスタイルを使い分けることができます。
▲ボディは樹脂製ですが結構カッチリしていて剛性は強そうです。
AcerやAsusは天板にメーカーロゴがデカデカと入っていたりしますがそれらに比べるとC330は非常に控えめです。
▲液晶はメーカーサイトではノングレアとなっていましたが、実物はどう見てもツルツルピカピカのグレア液晶だと思うのですが…。こういうのもノングレアって言うんでしょうか???詳しい方いたらぜひ教えていただきたいです。
ベゼルは最近の機種にしては少し太め。この辺はハイエンドモデルでないとなかなか挟額縁にはなりませんね。
▲本体左側面に各種インターフェイスが集約されています。左から
- USB-Cポート
- HDMIポート
- USB 3.0
- SDカードスロット
の4つが並びます。
ここで注目して欲しいのがSDカードスロットです。これ、micro SDでなくフルサイズのSDカードスロットなんです。これならmicro SDでもアダプター付ければ差し込めますし、デジカメのSDカードもそのまま差し込めます。ここはちょっと嬉しいポイント。
▲こちらは右側面。ヘッドホンジャック、音量ボタン、電源ボタン、ケンジントンロックが並びます。
▲キーボードはこんな感じです。輸入モデルなので当然キーボードは英字配列です。
個人的にはR13よりも打鍵感が気持ちいいです。またパームレストあたりにベタベタとシールが貼られていないのも嬉しい。
▲キーボードをくるっと折り返すとこのようにタブレットモードになります。
R13ではKindle読むには少しオーバーサイズでしたがC330の11.6インチクラスだと丁度良い感じです。
ちなみに画像のKindle本は「Chromebookのあるそれぞれの365日 Day2」です。
本当に色々な方のChromebookとの付き合い方が覗ける楽しい本です。Day1には僕も寄稿させて頂いております。
こうした本が世に出るくらいユーザー同士の交流が活発なのもChromebookの魅力ですね。
約1ヶ月使って分かったC330の良いところと気になるところ
Lenovo Chromebook C330の良いところ
まずは良いところから。
- コンパクトで気軽に持ち出せる
- 意外と頑丈
- (僕の利用範囲では)全くもたつかないお値段以上の働き
僕がこの1ヶ月で感じたC330の良いところは、性能面というよりもその使い勝手の良さです。
R13を購入した当初はFHD解像度の液晶にこだわっていましたが、ベゼル太めの13インチは頻繁に持ち出すようになるとサイズが結構気になってしまいました。重さもありますし。
また荷物多めのバックパックにR13を詰め込むと、若干筐体がたわむような感じがしたので少し気を使ってパッキングする必要がありました。
しかしその点C330は頑丈で、見かけによらず剛性がありそのような心配が今のところ必要ありません。
▲このような比較的小さめのメッセンジャーバックにも難なく入るのは自転車乗りとしては嬉しいポイントです(使用しているバッグはChrome VALE SLING)。低価格ということもありスリーブケースなどに入れず気軽に裸でガンガン持ち出したくなります。
僕の使い方の範囲でという注釈は入りますが、ブラウジングだけでなくAndroidアプリやWEBアプリを使った画像編集やVODなどの動画の再生でも特にもたつきなどは感じず、快適に使えています。
Lenovo Chromebook C330の気になるところ
次に気になるところをいくつか。
- 本体色の汚れ、変色が心配
- SDカードが挿せるが本体からはみ出す
- 欲を言えば保証や修理の効く国内版があれば良かった
個人的に多少の傷は勲章くらいに思っていますが汚れは気になる人間なので本体色が白だとちょっと心配です。パームレストとか経年で黄ばまないかとか…。しかし親しみやすいカラーリングなのも事実。まめに掃除するなど自分で対策するしかありませんね。
2.のSDカードはちょっとショックでした。
▲あんたそんなにはみ出すんか…。
ちょっとどころではなく半分くらいがっつりはみ出します。故に内部ストレージ代わりに常時挿しっぱなしという運用は非現実的です。素直に64GBモデルを買いましょう。
コストパフォーマンスの高い良モデルなだけに国内版が無いのもちょっと残念。万が一初期不良などがあった場合は手間を覚悟する必要があります。
せめてASUSさんのように国際保証・国内修理が出来ればいいんですけどね。
昨今のハイエンドモデル乱発の中「小粒だがキラリと光る」Chromebookでした
Pixelbookの登場以来最近はChromebookも高性能・高価格なモデルが増えてきました。
僕もついついそういったモデルばかりに目が行ってしまい、AcerのSpin13が欲しいなぁなどと考えておりました。しかし考えれば考えるほど「そんな高性能必要?」というような使い方しかしてないんですよね。
今回新調したのも性能よりも使い勝手が要因でしたし。
なおC330の購入にあたり比較・検討したのは以下の機種。
ASUS Chromebook C101PA-OP1 RK33XX 4,096.0MB 16.0GB
どちらもC330に近い性能・価格帯のヒットモデルです。出張ついでに赤坂のASUSストアまで行って実機を確認するくらい考えていました。誤解を恐れずに言えば低価格な従来のChromebookらしい魅力的なモデルです。
結果として形状や液晶の個人的な好みでC330を選びましたが、先述のような気になるところを差し引いても、価格・性能・使い勝手のバランスが非常に良く、僕のような2台目としても初めてのChromebookとしてもお薦めできる機種だと思います。
▼レビューを見るとAmazonでの評価も結構高いようです。輸入の手間はありますが気になった人はぜひチェックしてみて下さい!▼
本日はここまで読んでくださりありがとうございました!