GEEQ's ROOM

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【レビュー】Lenovo Legion Tab (8.8”, 3) ゲームしない人にもおススメの高性能ゲーミングタブレット

こんにちは、GEEQです。お久しぶりです皆さん。はてなよ私は帰ってきた。

さて、久しぶりにAndroidタブレットを買いました。
LenovoのLegion Tab (8.8”, 3)(以下長いのでLegion Tab)と同じくLenovoのYoga Tab Plusというヤツです。

もう2ヶ月ほど使っているのですがこれがなかなか良くて。
良い機種なんだけど未だあまり世の中に知られていない気がするのです。レビューがめっちゃ少ないというか。なので僕が書こうと思った次第です。

今回はそのうちのLegion Tabを紹介したいと思います。

【公式ストア】Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)

Android待望のコンパクト&ハイエンドタブレット

購入のきっかけは唯一所持していたタブレットであるAmazonのfire HD 8の調子が悪くなったこと。

ここからコンパクトなタブレットの選定作業が始まったのですが、Amazonを見てみると8インチ程度のコンパクトなAndroidタブレットって格安の中華タブかfire HDくらいしか無かったんですね。

もうiPad miniでいいかな。。と思っていた矢先に発売されたのがLegion Tabだったのでした。

8インチ台でここまでしっかりと性能の高い機種は現状AndroidではLegion Tabのみ。

Fire HDのように読書と動画を見るだけならばオーバースペックではあります。しかし性能が高ければその分長く使っても陳腐化するのも遅いだろうと思い購入してみました。

Legion Tabの特徴

以下ざっくりとLegion Tabの特徴をご紹介。

  • 8.8インチ2.5Kディスプレイ(2560×1600)+165Hzリフレッシュレート

  • 6,550mAhバッテリー(68W急速充電対応)

  • Legion ColdFront冷却システム搭載

  • デュアルUSB Type-Cポート(Gen2×1 + 2.0×1)

  • PCモード対応

  • バイパス給電対応

そもそもはゲーミングタブレットです。手持ちで操作しやすいコンパクトな筐体に発熱対策、充電とイヤホンなどアクセサリーの同時使用を考慮してType-C端子を2個搭載するなどかなり考えられた設計になってました。

中でもデュアルType-Cポートはゲームをしない場合でも非常に便利。充電中でも外部ストレージからデータを取り込むなど普通はハブを使うような場面でも本体だけで事足ります。本体がコンパクトなだけでなく持ち物も1つ減るという外でもあれこれ使いたい人には嬉しい仕様です。

ポートによって転送速度が違うのでそこは注意が必要。

バイパス給電というのは充電器から内蔵バッテリーを介さず直接本体に給電してタブレットを動かす機能です。これのメリットはまずバッテリーに負担をかけずに劣化を抑えられること。

特にゲームをする場合、通常は消費電力が多くなりバッテリーがガンガン減っていきます。そうなると普通は充電するわけですが、この「消費→充電→消費→充電」のサイクルを何回も繰り返しているとあっという間にバッテリーが劣化して最大充電容量が減るなど悪影響を及ぼします。これを避けるためにバッテリーを文字通りバイパス(迂回)して電力を直接本体に送って動かしてしまおうという訳です。デメリットはケーブルが挿しっぱなしになるので移動の自由が奪われることでしょうか。

想定される電力消費量の多いゲーミングタブレットならではの機能ですが、ゲームをしなくても積極的に使いたい機能ですね。

Legion Tabの良いところと微妙なところ

1月に購入して、早いものでもう2ヶ月以上経ちました。ここからは実際に2ヶ月使ってみて感じた、Legion tabの良いところ・微妙なところを書きたいと思います。

Legion Tabの良いところ

  • サイズ感が持ち出しに丁度良い
  • 大抵のゲームがサクサク楽しめる
  • ディスプレイ・スピーカーの品質が良い
  • 性能が高いのでゲーム以外の作業も捗る

まず何と言ってもサイズ感が絶妙です。

スマホよりも大画面でありながら片手でも掴めるほど良い大きさ。ソファーに横になりながら長時間ゲームをしたり読書をしたり動画を見てもぎりぎり耐えられる重量も◎。

コントローラーを取り付けるとまるでハンドヘルドゲーム機

▲こうしたコントローラーを使うとまるでSteam DeckやPS Portalのようにゲームを遊べます。リモートプレイのみならずクラウドゲーミングとの相性も抜群です。

またLegion Tabにはコントローラー非対応のゲームでもコントローラー対応させてしまう「周辺機器モード」が搭載されています。

コントローラー非対応のMWTでコントローラーを使ってみた図。

▲このようにタッチ操作をコントローラーにエミュレートして使用可能。ボタン配置は自由にマッピングできます。ただゲームによってはチート判定されそうな気もするので利用はよく考えてからがいいと思います。

僕はCall Of DutyなどのFPS中心にプレイしていますが、ほとんどのタイトルがグラフィック最高設定、もしくは高設定でプレイできると思います。冷却性能も良いのですが発熱には注意が必要。最高のパフォーマンスにこだわるのであれば適宜休憩が大事。

ディスプレイとスピーカーの品質にも非常に満足しました。8インチ台でも高精細で色域の広いディスプレイは動画視聴などコンテンツ消費だけでなく、写真のRAW現像動画編集でもとても役立ちます。

8.8インチでLumaFusionを使うとこんな感じ。

動画編集では定番になりつつあるLumaFusionを主に使用していますが、素材となる4K 24fps程度の動画ではプレビューの際にありがちな突っ掛かりもなくスムーズに再生されます。書き出しのスピードに関しては現在iPad Proなどの比較対象となる機種が無く明確な事は言えませんが、以前所有していたiPad mini 5やiPadPro 11インチ第3世代と比較すると明らかに早い印象を持ちました。

こうした作業は大画面の方がもちろんやりやすいですが、「ちょっと出先で…」という場面なら持ち出しやすいサイズと有り余る性能を活かして積極的に使いたいと思いました。

Legion Tabの微妙なところ

続いては微妙だな、、と思ったところ。

  • 純正カバーが日本では売っていない

  • バッテリーの減りが早い(ゲーム中)

  • 不要な初期インストールアプリが多め

まぁあんまり不満は無いんですけど挙げるとしたらこんなところでしょうか。

マグネットで両サイドから脱着できる便利な純正カバーが何故か日本では売っていません。これはLenovoさんは早急に導入すべきだと思います。僕はアリエクスプレスで輸入しましたが。

純正カバー。マグネット式で左右どちらからも開けます。

バッテリーに関しては仕方ない気もしますね。色々とパワフルなタブレットなので。バイパス給電が使えるので積極的に利用しましょう。

よくわからないプリインストールアプリ(もしくはインストールを促す)が多いです。消すことはできますがとても面倒。あと不要なゲームアプリでも一回インストールしてやらないといつまでも通知が消えないとかありました。

あとペンは別売りです。ノートやお絵描きアプリ使いたい人は別途お求めください。

 まとめ:満足度は高め。ゲーム以外でも快適なタブレット

まとめです。購入して非常に満足しています。

ゲーミングタブレットというとどうも七色に光ったりどこかのパーツがスケスケだったりと奇抜なデザインをイメージしてしまうのですが、Legion Tabはそんなこともなく普段使いのしやすい高性能なタブレットです。外への持ち出しやすさも含め、改めてコンパクトなタブレットのメリットを感じることのできた良機種でした!

大型で12.7インチのYoga Tab Plusとの相性補完も良く、上手く使い分けができています。またこちらも次回レビューできればと思います。

12.7インチのYoga Tab Plusのレビューは↓こちらです。

www.geeq910.com

本日はここまで読んでくださりありがとうございました!