こちらの前回の記事で、初めてのChromebookを購入したお話をしました。
今回はその記念すべき一台目であるAcer Chromebook R13を、選ぶに至った経緯なども含めて詳しくご紹介したいと思います。
Chromebook買う!と言ってもどれを選べばいいの???
正直めちゃくちゃ悩みました。初めてWindows以外のOSのマシンを買うというのもありますし、何より情報が圧倒的に少ない。
リアルな友達で個人で所有している人は皆無。地方の悲しいところで電気屋のPC売り場にも展示していない。唯一高校の情報科で教員をやっている友達が「学校で導入してるよー。使いやすいよー。」というふわっとした情報をくれただけでした。
なのでもうここからはGoogle先生頼み(それでもWindowsなどに比べると上質な情報は少ないですが...)。
するとようやくレビューなど有益な情報にたどり着けました。偉大なる先輩方がしっかりとレビューして機種の比較などをしてくれていました。
参考にさせていただいたのは主にこちら。
Chrome速報さん
力こそパワーさん
Chromebookに関してはもうここを見れば大体の目処ついちゃうんじゃないでしょうかってくらい情報が豊富です。機種選びで悩んでる方はここさえ見ておけば大丈夫。
選ぶに当たって僕が設定した条件というか目安は以下の4つです。
- タッチパネルでフルHDの液晶
- 13インチ以下のサイズ
- Androidアプリが動く
- 価格は5万円以下
これらに該当する機種で絞って最終的にR13に決まりました。
候補3つくらいで随分悩んだんですけどね。
AsusのC302とかSamsungのChromebook plusとか。最後は価格が決め手でした(笑)。どれもとても良さそうな機種です。詳しくは先述のブログからどうぞ御覧ください。
Acer Chromebook R13に決めた!でも国内じゃ売ってない問題
そうなんです。決めたはいいけど国内じゃ売ってないんです。
いや正確に言えばAmazonで並行輸入品は売っています。でも高いんですね。
なのでここは米国のAmazon.comから個人輸入です。購入時の価格は$349でした。送料入れて日本円にすると4万5千円弱くらいだったでしょうか。
機種や販売元によっては日本への直送をしていない場合もあるようなので注意しましょう。
海外通販って初めてだと勇気がいりますが大丈夫。
アカウントの作り方から荷物追跡のやり方までこれもGoogle先生が教えてくれます。僕はeBayなんかの経験も少しあったのでそれほど抵抗はありませんでした。不良品とか届いたら超絶面倒くさそうですけどね...。
ポチる前に北朝鮮のミサイル騒動でちょっぴり円高になるというおまけもあったりしましたが、注文から9日で無事到着しました。
表示された予定よりも随分と早く来たんですけどきっとおおらかなお国柄なんでしょう。
待望のご対面!外観はこんな感じ。
国内のAmazonプライムに慣れてしまうと注文から9日も待つというのはなかなか新鮮な感じでしたね。さっさと開封を済ませ、待望のご対面。外観はこんな感じです。
▼閉じた状態
▼通常のラップトップスタイル
▼テントモード
▼タブレットモード
本体と天板の材質はアルミを使用していてチープな感じは全然しません。
強いて言えば液晶と本体をつなぐヒンジがプラスチックですが塗装のおかげで触らなければわかりませんね。液晶のベゼルはやや太め。
液晶画質はこの価格で考えると十分満足のいくレベル。
▼本体左側です。左からUSB type-C、HDMI、USB3.0、MicroSDカードの各ポート
▼本体右側。左から音量ボタン、イヤホンジャック、電源ボタン、ケンジントンロックスロットです。
キーボードは米国版なので当然英字配列になります。始めはどんなもんか少し不安でしたが杞憂でした。使ってみたらすぐに慣れます。キーボードバックライトは残念ながらついていません。
USBポートがtype-CとAの両方備わっているのは嬉しいところ。充電はこのtype-Cポートから行います。
付属の充電アダプターは海外仕様の三又コンセントなので、変換プラグなどが必要です。僕は間に合わせでAnkerの急速充電器(Power Delivery対応)を使っています。
ちなみに普通のサイズのSDカードスロットは無いので、そういったスロット付きのコンパクトで多機能なUSB type-Cハブが一つあると便利です。MacBook用で結構な種類売ってます。
スペックはこんな感じ!
ハードウェアスペックはざっくりとこんな感じになっています。
CPU MediaTek M8173C Quad core
RAM 4GB
ストレージ 32GB
バッテリー 12時間
詳細はこちらCB5-312T-K5X4 | Laptops - Tech Specs & Reviews - Acer
調べてみるとChromebookとしてはなかなかの構成なようです。ARM系のCPUはAndroidアプリと相性が良いらしいというのも後から知りました。他メーカーではcoreMとかあるんですけどね。そちらは予算オーバーということで。
重量は1.5kgほどあるので軽くはないです。が、そこは持ち主の愛で何とかなる範囲だと思います。
バッテリー持ちに関しては素晴らしいです!
先日出張のお供に持っていきましたが本当にスタミナがあります。
移動中、作業中問わず電源だとか充電器だとか色々考える手間が省ける。こういう小さなストレスの積み重ねが印象を必要以上に悪くする場合もあるわけで…。その点では非常にストレスなく使うことができました。
あとよく言われる起動の早さですが、確かに早い。でも体感的にはWindows機のスリープ状態からの復帰に近いです。
まぁ電源オフから起動でもそのくらいの早さなので優秀なんですが、Chromebookは起動するとGoogleアカウントのパスワード入力が必ずあります(例外的な方法もあるようですが)。
その時間を考えると決して爆速というわけではないと思います。
既存のUSBデバイスは使える???
もしかしたらOSが違うからということでWindowsで使っていたUSBデバイスが使えるのかどうか気になる方もいらっしゃるかもしれません。
以下は僕が試してみた範囲にはなりますがご参考ください。
◎使えたもの
- USBメモリ
- マウス、キーボード
- USB接続のスピーカー
- ポータブルHDD
- デジカメ(リムーバブルディスクとして検出)
✕使えなかったもの
- USB接続のプリンター
- スキャナー
あまり数は多くないですが自分の使用環境ではこんなところでしょうか。
個人的な印象としては”思っていたより普通に使える”です。
やはり使用するにあたってPCに何かをインストールしなくちゃいけない類のものは難しいですね。
プリンターに関してはクラウドプリント対応のネットワークプリンターであれば使えます。
※今後新たに使えた、使えなかったものはどんどん追加して報告したいと思います。
まとめ
ざっと新しい愛機となったAcer Chromebook R13をレビューしてみました。
僕が最初にChromebookに求めた条件にはしっかりとマッチしています。むしろこの価格帯では本当にベストバイなんじゃないかなーとも思います。まだ他の機種は持ってませんけど(汗)
もし似たような条件で新たにChromebookの購入を考えている方には非常に強くおすすめしたい機種です。
他の価格帯やサイズでもそれぞれ魅力的なChromebookはたくさんあります。
初めてのレビューでしたが、微力ながらChromebook人口がほんの少しでも増えてくれたら嬉しい限りです(笑)。
物欲がとどまることを知らないのでまた違った機種も気になりますし、買ってみて良かった周辺機器やおすすめのChromeアプリ、Androidアプリなんかの情報も今後記事にしたいと思います。
本日はここまで読んで下さりありがとうございました!