こんにちは、GEEQです。
先日文具屋さんに行って流行りのシャープペンシルということでスマッシュを買ったのですが、
文具屋さんでの本当の目的はパイロット「カクノ」の極細字だったのです。コスパに優れ口コミ評価も高い万年筆の新製品ですね。今回はこのカクノと簡単な万年筆の使い方も含めて紹介したいと思います。
開封からインクの充填
極細字と同時に追加となったインク色が外から見えるスケルトンを購入。
万年筆は他の筆記具より少し手間が掛かりますけど書き味だけでなく様々なインク色を楽しめるのも良いところ。お気に入りの本体とインクの組み合わせを探すのも醍醐味だと思います。
パッケージを開けると中身はこんな感じです。
- ペン本体
- サービスのカートリッジ(インク色ブラック)
- マニュアル
今回はインクはカートリッジは使わず、お気に入りの色彩雫(いろしずく)の"孔雀"という色をコンバーターを使って入れます。
こちらが今回入れる色彩雫の"孔雀"。ブルーブラックにも見えますが透き通った青緑色です。色彩雫は全部で24色あります。気分や季節によって使い分けてもいいですね。
軸を外してコンバーターを差し込みました。カクノに使えるコンバーターは現行ではCON-40というもののみです。それでは早速インクを入れていきます。
ペン先をしっかり瓶に入れてコンバーターのお尻をクルクル回すとインクが吸い込まれていきます。初めてだとなかなか上手くいきませんが、ペン先の根本近くまでしっかり沈めてやるのがコツです。
ティッシュや新聞紙などを敷かないと大変なことになったりするので注意します。指にインクがつくのは仕方ないことと諦めてますが。
カートリッジインクを使う場合は単にカートリッジをカチッと差し込むだけです。簡単ですが選べるインク色は少なくなります。
このくらい入れば十分です。あとは軸を取り付けて準備完了。
左が極細字(EF)で右が細字(F)です。よく見たらペン先に描かれた顔が違う!極細の方はペロッと舌を出してますね。相変わらずかわいいデザイン。
それではいよいよ実際に書いてみたいと思います。
書き味は少し硬めだけど不快な引っ掛かりは皆無!
万年筆の筆記に適したマルマンのニーモシネを使用してさっそく試し書きしてみます。
ペン先は価格が価格なのでスチールなのでやや硬めの書き味です。
極細ということもあり、書いている途中でカツカツと引っ掛かるのを危惧していましたがそういった不快な感じもありません。文字通りサラサラと書けます。
インクフローも十分でかすれるようなこともありませんね。
字が汚いのはご容赦ください…。
左から極細字、細字、中字で書いてみました。極細故に濃淡が少し弱いでしょうか。
太い字幅になるにつれ濃く見えますね。
カクノの極細字は手帳にも書き込みやすく気軽に使える実用的な一本。
1000円という価格帯で極細字って他に選択肢があまり無いので、実はかなり期待していました。(300円という驚異の価格のプレピーはコンバーターが使えない…。)
金ペンの高価格帯の万年筆と比べてしまうと書き味は劣りますが、それでも実用十分な書き味とペンケースに放り込んでガシガシ使える気楽さに加え、手帳にも細かく書き込める字幅はかなり魅力的ですね。早速ペンケースに入れて使いたいと思います。
価格もさることながら見た目からしてカジュアルなので万年筆デビューにもおすすめの一本ですよ(*^_^*)
▼こちらのカヴェコの万年筆もかなりおすすめです。
本日はここまで読んでくださりありがとうございました!