※2018年7月18日更新※
こんにちは、GEEQです。
久しぶりのガジェットレビューになりますが、今回は今話題の(?)スマートリモコン、「Nature Remo(ネイチャーリモ)」です。
せっかくのスマートスピーカーが音楽とかラジオ再生機になってしまっている人に是非ともおすすめしたいアイテムです。
タイトルにあるように実は購入してからもう半年ほど経ってしまいました(^_^;)でもまぁその分じっくり使い込んだというか、すっかり生活の一部、必需品になったというか…。
結論から言いますとかなり便利です。単品としての機能も良いですがやはりAmazon EchoやGoogle Homeなどのスマートスピーカーとの連携は、普通の学習リモコンを使った時を大きく超える感動がありました。
今回はスマートリモコンと言っても数ある中で何故この「Nature Remo」を選んだのか、そして半年使ってみて分かった使い勝手やおすすめの利用シーン、今後予定されているアップデートへの期待などをお届けしたいと思います!
「Nature Remo」って何が出来るの???
まずは「Nature Remo」を使って出来ることを簡単に説明したいと思います。
①家の外からも操作可能な学習リモコン機能
赤外線送信で家電を操作する基本的な機能です。しかし外観からも分かる通り本体にボタン類は一切無く、操作はアプリをインストールしたスマートフォンから行います。
そして一般的な学習リモコンとの最大の違いは、「ネットを介して外出先からも家電の操作が可能」なところ。
例えばエアコンなら帰宅のタイミングに合わせて部屋を快適な温度に設定することが可能です。
またエアコンに関して言えば、プリセットされた機種であれば単純なオン・オフだけでなく、運転モードの変更や温度設定、風量の変更も簡単に設定可能です。
②スマートスピーカーと連携させて家電を音声操作
これがこの記事の本題ですね。
登録した家電をGoogle HomeアプリやAlexaアプリと連携させることでスマートスピーカーから音声で操作できます。
ルンバやPHILIPSのhueなど製品単体でも音声操作できる家電が増えてきましたが、以前からある型落ちの家電はなかなかそうもいきません。しかし赤外線リモコンで操作するタイプであれば、どんなに古くても最先端の音声操作が可能になります。
エアコン・照明はアプリ、その他のテレビやオーディオなどはIFTT(イフト)を使って簡単に設定できます。
このIFTTを使えば、例えば「ただいま」というコマンドで照明・エアコン・テレビを同時にオンにするといったことも出来ます。
③単体で部屋の温度・湿度がモニター出来る
スマートスピーカーの登場でこのようなリモコンは増えてきましたが、Nature Remoは本体にセンサーを内蔵しており単体で部屋の温度・湿度をモニターできます。
こうした機能は他のスマートリモコンでは非対応の物が多く、また対応であってもセンサーユニットだけ別売りという場合がほとんどです。
僕が使っている部屋は夕方の西日がもろに差し込むので他の部屋よりかなり暑くなるんですよね(;´Д`)なのでこのモニター機能は凄く助かります。
あとは赤ちゃんが寝ている部屋なんかにもピッタリの機能だと思います。(この場合センサーの過信は禁物ですが。)
また、まだ機能が開放されていませんが照度センサーと人感センサーもついています。
今後のアップデートで有効化されるようなので期待して待ちたいところ。
※2018年7月18日追記※
ついにAndroid版アプリがアップデートされ、照度センサーや人感センサーを使ったコントロールが可能となりました!
▲アプリ内の「ルール」メニューからこのような選択肢の中から操作のトリガーを設定することが出来るようになりました。
アップデート前は位置情報を使ったルールしか設定出来なかったのでかなり大きな機能向上です。
▲このように設定すると「部屋が暗くなったら自動で照明ON」というルールが追加されます。
アップデート前も充分便利でしたがいよいよ本領発揮と言えるくらいの嬉しい機能です。
▲連日猛暑が続いていますが「温度が○○℃以上になったらエアコン自動ON」というルールを設定しておくと大変快適です。
「コントロールを追加する」のところに扇風機の操作などを追加して、エアコンだけでなく複数の家電を一括操作することも可能です。
僕の実際の使い方について
ここからは僕の実際の使い方を紹介したいと思います。
これまでは普通の学習リモコンを使っていまして、色んなリモコンを一つにまとめられるのでそれはそれで便利でした。マクロを使った連続操作なんかもできますし。
今回Nature Remoを買ったことで、「頻度の高い単純な操作はNature Remoで、逆に頻度の低い複雑な操作は今までの学習リモコンで」という風に使い分けるようになりました。
Nature Remoの役目は具体的には以下のようになります。
- 照明のオン・オフ
- エアコンの操作(室温の監視含む)
- テレビ、HDDレコーダーの操作(電源とチャンネル変更など)
- 「ただいま」「おやすみ」で上記3つの一斉オン・オフ
何だたったのこれだけ?と思われるかもしれませんが確かにその通り。
でも滅茶苦茶使う頻度高いんですよね。
たったこれだけのことでもハンズフリーに慣れてしまうと、もう元には戻りたくないと感じてしまいます(^_^;)
実際の動作の様子は▼こんな感じです。
音声操作に関してはIFTT連携の一手間が必要な場合が多いですが、▼こちらの公式サイトのチュートリアル通りに設定すればそんなに難しいこともないかなと思います。
また音声操作に限らずアプリを使った通常の操作も非常に便利で、特にエアコンなんかは外出先や違う部屋からよく操作しています。
▲アプリのリモコン画面もとても分かりやすいです。アイコンも家電に合わせて設定可能。
▲各家電のアイコンをタップすればこのような画面に遷移します。
ここは自分の必要なものだけ自由にボタンを配置できます。アイコンの種類も豊富です。
ちなみに僕が操作している照明は主に昔からあるスイッチ式の間接照明用のランプです。これを赤外線アダプターに繋いでリモコン対応にしています。
▲こういうのですね。照明に限らず単純なスイッチ式の物であれば昔から使っている物でもリモコン対応にできます。コンセントではない天井照明用もあるようです。
使って分かった良いところ・いまいちなところ
上記の機能で大体の良さは伝わったかなーと思いますが、Nature Remoを使ってみて分かった最大のメリットは、
部屋に入る→電気つける→(リモコン探して)エアコンつける→(リモコン探して)テレビつける
という一連の流れが、
「OK!Google、ただいま!」
の一言で全部片付いてしまうということに尽きます。
また間もなく1歳になる息子を抱きかかえて両手が塞がっていることも多いので、そんな状況でも無駄に動き回ること無く家電をコントロール出来るというのはなかなか他では代え難く大変助かります。同じような子育て層には強くおすすめします。
あとは「リモコンの置き場所どうしよう」とか「どこ行ったっけ?」とか一切関係なくなることです。僕のようなズボラな人にも向いていますね。
逆にイマイチなところは、一番最初の設定(Wi-Fi関係やIFTTなど)が人によっては面倒だったり苦手だったりするので、もう少し簡単になればいいかな?と思います。
あと先日家のルーターが壊れたんですけど、こうなると全く使えなくなります(^_^;)まぁこればっかりはネット有りきのガジェットなので仕方ない部分ですね。
使えないことで逆に有り難みを実感することはできましたけど。
基本性能の高さゆえ今後のアップデートにも期待!
そろそろまとめに入ろうかと思います。
現在Amazonを見てみると本当に各社様々なスマートリモコンを出していますが、Nature Remoを選んで良かったと思えるところは基本性能がしっかりしていることです。
ありがちな赤外線の届く距離が短いとか、通信が不安定などもなく平穏無事に使えています。
現時点でも満足に使えていますが、先述のように照度センサー、人感センサーの機能開放というかなり画期的なアップデートも控えているようなので、伸び代というかさらに利便性が高まる点にも期待が膨らみます。
「入室を検知したら全部オン」とか色々と妄想してしまいますね。購入して大正解なアイテムでした(*^^*)
本日はここまで読んでくださりありがとうございました!
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