こんにちは、GEEQです。
せっかくiPad Pro買ったんだからこれでブログ書いちゃえ!と思い立ち早1ヶ月が経ちました。
しかしこれがどうにも快適じゃない。
ブラウザがモバイル版だからとか色々原因はあるけれどもっと根本的なところで快適じゃない。それは何故か。
そう、▲前の記事で紹介したこの安いキーボードがすこぶる快適じゃないのです。軽くて薄くて携帯製は良いけどやたらタイプ抜けが多い…。
ということでApple製ではありませんがちゃんとしたメーカーのちゃんとした製品を買ってみました。
▲それがこちらのLogicool「SLIM FOLIO PRO」です。
結論から言うともうこれに変えてみたらタイピングが物凄く快適です。Apple純正以外で確かな品質のキーボードケースをお探しの方には自信を持ってオススメできます。
SLIM FOLIO PROはこんなキーボード
今回購入したSLIM FOLIO PROは、単体のキーボードではなくiPad Proに装着するケース一体型キーボードになっています。
それではここから特徴・使用感を写真多めでレビューしたいと思います。
頑丈な作りで保護ケースとしての性能も優秀
Apple純正のKeybord Folioと違い、四隅の角をしっかり保護してくれます。かなり頑丈な作りになっていて安心感があります。
名前に「SLIM」と入っていますが正直全然スリムではありません(笑)
▲フラップ部分はApple Pencilを充電しつつ保護できます。
▲Apple Pencil以外の普通のスタイラスペンでもフラップのスリット部分に通すことでiPad Pro本体と一緒に持ち運べます。
①タイピング、②スケッチ、③リーディングの3種類の使用モード
使用状況に合わせて3つのモードが使えます。
まずはタイピングモード。一番スタンダードな使い方ですね。
▲キーボードの上のマグネット(↑の黄色いライン部分)に載せるようにして固定します。磁力はかなり強力なので簡単には外れません。
画面の角度は58°で固定となります。
肝心のキーボード部分ですが、公称でキーピッチは17mm、キーストローク1.6mmとなっています。
元が安っすいアレなので比較するのもおこがましいですけどモバイル用途としてとても快適な打鍵感です。ちょっとsurfaceっぽい感じ。
▲次はスケッチモードです。
先程のマグネット部分を一度外して画面を手前にスライドすることで 、Apple Pencilやスタイラスペンを使った手書きがしやすい角度に寝かせられます。手書き機能を多く使う人には嬉しい機能ですね。実はこれが僕がMagic Keybordではなくこのキーボードにした理由の一つでもあります。
約10°の傾斜が付き真っ平よりも手書きしやすい角度だと感じました。
▲最後のリーディングモードは単純にキーボード面をiPad Proの本体裏に折り返して使うことです。写真ではキーボード面が机に接地しています。
寝転がって手持ちで動画を見たり電子書籍を読んだりということを想定しているんだと思いますが、正直全く使っておりません…。いかんせん結構重いので個人的にはそれするならキーボード外した方が良いような気もします。
3段階調整可能なキーボードバックライトとiPad OSショートカットを装備
夜間や暗い場所で使用する際に嬉しいキーボードバックライトと、メディアコントロールやSpotlight検索などのショートカットキーが使えます。
▲バックライトは消灯→輝度小→輝度大と3段階で調整可能。写真は消灯状態と最大輝度の比較です。
真っ暗闇で使うことが無くても単純な見た目もかっこいいです。
▲キーボード一番上の段の一列がショートカットキーです。
ショートカットキーは買う前は全く必要性を感じていなかったのですが使ってみると何と便利なことか。
特にYouTubeやSpotifyなどのメディア再生時にはとても重宝します。あとホーム画面に戻るのとロックするのもキーボードから手を離さずに操作出来るのはとても楽です。
これら2つもApple純正のKeybord Folioには無い機能となっています。
満充電から1日2時間のタイピングで3ヶ月もつというロングライフバッテリー
SLIM FOLIO PROはiPad Pro本体からのパススルー給電には対応しておらず、Type-Cコネクタからバッテリーに充電することで動きます。
充電式とはいえ満充電すれば3ヶ月の電池寿命(1日2時間のタイピングをした場合)を謳い、万が一充電を忘れてバッテリーが切れた場合でもiPad Proから直接ケーブルを使った給電が可能です。
実際に使っている感じだと購入から1ヶ月近く経ちますが初めての充電からまだ一度も追加で充電せず快適に使えています。果たしてこの後2ヶ月本当に充電せず使えるか楽しみなところです。
ちょっと気になったところ
ここまではSLIM FOLIO PROの特徴から、主に長所となる部分について紹介しましたが、次は使う人によってはちょっと気になるであろう部分についてです。
やや重い
このSLIM FOLIO PRO、スリムとは名ばかりで頑丈な作りのためやや重いです。
iPad Proに装着した状態での重さを測ったところ1054gありました。ギリギリ1kg越え。
Magic Keybordよりは若干軽いですが個人的には1kgは切って欲しかったのが本音です。
キーボード配列が英字配列のみ
SLIM FOLIO PROはJIS配列の日本語キーボードは展開されておらず、英字配列のみとなっています。
僕は海外から輸入した英字配列のChromebookを使っていたので全く気にならなかったですが、慣れ親しんだJIS配列がいい!と言う方は注意が必要です。
一体型のUSB Type-Cハブなどの利用は注意が必要
iPad Pro本体のType-Cコネクタからスピーカーに当たる部分は広く開口されていますが、ケーブルを使わずに本体を直挿しするタイプのUSB Type-CハブはiPad Pro背面部分のカバーが干渉して利用できない可能性があります。
ハブのコネクタ部分の長さやアタッチメントの有無などはメーカーによってまちまちなので使える・使えないは一概には言えませんが、使いたい場合は注意したいところです。
▲このようなケーブル式のハブであれば問題なく接続できました。
Logicool「SLIM FOLIO PRO」はこんな人にオススメ
僕が実際に約1ヶ月使ってみて、長所の部分と気になる部分両方を踏まえた上でオススメできるのはこんなユーザーさんです。
- キーボードケースにもしっかりとした保護性能が欲しい。
- トラックパッドまではいらないけどiPad ProをPCライクに使いたい。
- キーボード入力とApple Pencilでの手書きをシームレスに行いたい。
- 英字配列、多少の重さは気にしない。
機能的には競合となるApple純正のKeybord Folioよりも約5000円安いというのも魅力ですし、キーボードバックライトまで備えた上に要のタイピングもとても快適です。
もし今iPad Pro用のキーボードの購入を検討していて、上記4つのどれかに当てはまるのであれば、是非ともSLIM FOLIO PROも購入候補にしていただきたいと思います(*^^*)
本日はここまで読んでくださりありがとうございました!