こんにちは、GEEQです。
先日スマートスピーカーとの連携を試すべくChromecast(クロームキャスト)を購入しました。
「今更かよ!」って感じですがまさにその通り(^_^;)
今まで興味はあってもなかなか食指が動かずにいたんですよね。スマートフォンやPCの画面をテレビに映すだけでしょ?と。
しかしこれがgoogle homeなどのスマートスピーカーの登場でちょっと状況が変化してきました。
またスマートホーム家電というのも初めて使ってみました。
今回は実際に連携させて使ってみたところとても便利だったモノをレビューとしてお伝えしたいと思います。
※ Google系スマートスピーカーに関する記述が多めですが、Echoと共通する部分も多いのでEchoユーザーの方にも最後まで読んでいただければ幸いですm(_ _)m
- スマートスピーカー(Google系)と連携できる機器
- 音声でChromecastを操作!使い勝手が劇的に変わります。
- 動画だけでなくGoogleフォトも楽しめる
- ライバルのAmazon EchoはFire TVとの連携に期待
- まとめ:「音声操作」だけでかなり生活が未来的になります。
スマートスピーカー(Google系)と連携できる機器
まずはスマートスピーカーを買ったら試したい連携機器から紹介します。
僕の使っているソニー「LF-S50G」や本家Google homeなどGoogleアシスタント搭載のスマートスピーカーはやはりGoogle製の機器と相性が良いです。
またエンタメ系以外にもスマートホーム家電と連携させて音声操作することもできます。
Chromecast & Chromecast Audio
Chromecast(クロームキャスト)自体はかなり前から販売されていますね。
スマートフォンやタブレット、PCで再生している動画や音楽をテレビの大画面や高音質なスピーカーで再生(Google曰く”キャスト”)するというもの。
YouTubeやNetflixなどの動画をテレビの大画面で楽しむことができます。
Chromecast Audio(クロームキャストオーディオ)は音楽再生を外部スピーカーで楽しむ為のものです。
一見普通のBluetooth接続と似ていますが、Wi-Fi通信を利用したハイレゾを含む高音質再生が楽しめます。
また複数台でグループを作り一斉に再生することも可能です(Chromecast Audioもしくは対応スピーカーが複数必要)。
スマートホーム家電
ロボット掃除機の王者「ルンバ」やPHILIPS「hue」などの照明、既存の赤外線リモコンの操作が可能なスマートリモコンなどがあります。
先日タイミング良く親戚からルンバをもらったので早速試してみました。
自動で掃除してくれるだけでも凄いですが話しかけるだけでONになるのは本当に煩わしさがゼロ。革命的です。
便利な反面デメリットとしては1からの導入にはそれなりの金額がかかることでしょうか。
ルンバもWi-Fi対応の上位機種でないとスマートスピーカーに対応してないので果たして自分で買ってまで試すかというと微妙な所…。
▲こちらのPHILIPS「Hue」は音声操作可能な照明です。基本的には既存の照明の電球を入れ替えるだけなので導入のハードルは低め。
明るさのコントロールに加えてカラーも変えられます。
音声でChromecastを操作!使い勝手が劇的に変わります。
ここからが本題です。
先程も書きましたが僕はChromecast単独の機能だけではあまり魅力を感じていませんでした。
確かにNetflixやHuluをテレビ&シアターシステムで見れるのは良いんですけど、それって他の機器でもできるんですよね。
例えばPS4とか、シアターシステムやテレビ自体に組み込まれてる場合もあるわけで。
わざわざスマートフォンからアプリを起ち上げてキャストする意味があるんだろうかと思っていたんです。
しかしそんな考えもスマートスピーカーの登場で劇的な変化が起こりました。
「OK!Google。テレビで〇〇(動画のタイトル)を再生して」と話すだけでいい!
これが最大のメリットです。
皆さんはPCやスマートフォンで動画を見る時、目的の動画を探して再生するためにどれくらいのステップを踏んでいるでしょうか。
①アプリを起ち上げる
②動画を検索する
③再生する
一般的にはこの3ステップくらいを踏んでませんか???
少なくとも僕の場合はこれくらい操作していました。
これが一言スピーカーに話しかけるだけで再生してくれるんです。
アプリもブラウザも起ち上げることなく、テレビのリモコンすら触る必要が無いんですね。
もちろん予め動画のタイトルは把握しておく必要がありますが、見たい動画が決まっているなら非常に簡単です。あとは正確に発音するだけ。
例えばNetflixの場合だとテレビの電源が入りそのまま映画が始まります。早送りや巻き戻し、一時停止したい時も音声操作でOK。
お陰様で年末年始はゴロゴロしながら映画三昧でした。紅白もガキ使もろくに見ていないという…。
▲設置もHDMI端子に繋ぐだけなのでとても簡単。給電はmicro USBから行います。
音声コマンドでの電源ON・OFFのことを考えるとテレビのUSB端子ではなく別途電源を用意した方が良いです。
動画だけでなくGoogleフォトも楽しめる
Chromecastと連携すれば接続したテレビで「Googleフォト」のスライドショーが楽しめます。
例えばスピーカーに「テレビで横浜市の写真が見たい!」と話しかけると、
▲このようにテレビでGoogleフォトが起ち上がり横浜で撮った写真を検索してスライドショーにしてくれます。
事前にGoogleフォトのロケーション機能が使えるように準備しておくことが必要ですが、旅行の写真を皆で見たりするにはとても良い機能です。
今のところ「地名で検索して表示」はできるものの、「人物名で検索」などは対応はしていない模様です。これができると子供の写真だけ表示とかできるんですけどね(^_^;)
今後の機能拡充に期待です。
ちなみに僕の家ではこの機能を使って日常的に家族が写っている写真を流しっぱなしにしていたら夫婦喧嘩が減りました。思わぬ副産物です。
ライバルのAmazon EchoはFire TVとの連携に期待
実はAmazonのEchoもFire TVと連携して似たようなことができる…予定です(^_^;)
本国アメリカでは最近使えるようになったみたいですが日本での対応時期はまだ未定となっています。
アマゾン側もPrimeビデオやPrimeフォトといったサービスがあるだけにかなり期待してしまいます。
それにFire TVってChromecastよりもずっとユーザー多いと思うんですよね。
Echoとの連携が出来るようになったらいよいよ本領発揮という気がします。
▲Echoと連携可能になるのはこちらのFire TVで、Stickの方ではないようです。公式な発表待ちですね。
▲ちなみにEchoからもルンバは操作できます。連携はGoogle系よりもEchoの方が簡単でした。スキルを追加するだけなのでとてもわかりやすい。
アプリから操作できる機種が音声操作に対応しています。
▲スキルを有効にしたらアカウントを連携させて話しかけるだけです。
まとめ:「音声操作」だけでかなり生活が未来的になります。
以前の記事で「スマートスピーカーだけで生活に何か大きな変化は起きない」と書きました。
しかし今回Chromecastとルンバを連携させてみることでスマートスピーカーの本当の凄さを少し体験できた気がします。
動画の視聴スタイルも大きく変化しましたし、子供を抱えてあやしながらでも掃除ができるようになりました。
音楽再生や検索、予定の確認だけでも便利でしたが、「他の機器と連携させてなんぼ」というのがスマートスピーカーの本質なんだなぁと改めて思いました。
こうなってくると「〇〇は出来ないかな?」と色々と試したくなってきますね(^_^;)
特に照明やエアコンの操作は絶対に便利なはず。
※追記
▼こちらのスマートリモコンを買いました!
▲他にもこういったお手頃なスマートリモコンがあれば手軽にスマート化できますね。
上のはEchoのみ対応ですがGoogle系のスマートスピーカーにも対応したスマートリモコンを購入したのでそのレビューも届き次第改めてしたいと思います。
※今回の記事を書くのに使用したスマートスピーカーは以下の2つです。
本日はここまで読んでくださりありがとうございました!
▼スマートスピーカーならこちらの記事もぜひどうぞm(_ _)m
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