こんにちは、GEEQです。
先日悩みに悩んでスマホを機種変更してきました。
Xperia acro以来メイン端末はずっとXperiaシリーズを使ってきた僕ですが、近年の迷走ぶりからいよいよPixel 3にするか…などと考えていた矢先、有機EL・狭ベゼル・Android 9のXZ3が国内発売。実機を見た上で購入に至りました。
何とか踏みとどまったよソニーさん…。
本体はまぁ「えいやぁ!」という感じで決めたものの、前の機種が2年前発売のXperia XZということで、ワイヤレス充電への対応やQuick Charge→USB PDへ変更、イヤホンジャックの廃止、曲面ディスプレイなど色々と進化していて周辺機器選びが大変でした。
カバーなら「サイドセンスに対応しているか」だったり、ワイヤレス充電器は「10Wかつケース装着可か」など色々気になるものです。
もしかしたら僕と同じように悩んでいる人もいるかもしれないので、今回は実際に購入して使っているXZ3におすすめの周辺機器を紹介したいと思います。
- ①ワイヤレス充電器:iOttie「iONワイヤレスプラス」
- ②純正カバー:ソニー「Style Cover Toch SCTH70」
- ③USB type-Cイヤホン:Google「Pixel USB-Cイヤホン」
- ④Xperia Ear Duo
- ⑤ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン「WH-1000XM3」
- 周辺機器は相性に注意して最適なものを!
①ワイヤレス充電器:iOttie「iONワイヤレスプラス」
まずはワイヤレス充電器からです。iOttieはニューヨーク発のブランドで、そのデザインと品質がアメリカ本国でも高く評価されているそうです。日本では車載ホルダーの方が有名かも。
僕がこれを選んだポイントは、
- Qi規格認定で最大10W(iPhoneは7.5W)の高速充電が可能
- ワイヤレス充電以外にもう一つUSBポートを装備
- ファブリックの見た目がお洒落
の3つ。
1は安い物でも対応製品は多いですが2と3は意外と少ない。
Androidなら10W、iPhoneなら7.5W出力でワイヤレスの中では高速に充電できます。
▲こちらは充電状態を「Ampere」というアプリで計測したものですが概ね700〜800mA台で充電出来ているようです。700mAを下回ることはほぼ無いので性能としてはとても満足。
▲背面の入力の隣に出力用のUSB-Aポートがあり、パッドでXZ3をワイヤレス充電しながら有線でもヘッドホンなど他のガジェットを同時充電出来ます。
普段はワイヤレスで机の上をスッキリさせつつ、必要に応じて有線で充電とスマートに使い分けが出来る嬉しい機能です。
▲充電中は中央のLEDランプが点灯します。
やや厚みはあるものの十分コンパクトで機能も申し分ありません。純正カバーを装着しても問題なく充電可能でした。
しかしこのファブリックを使ったデザインはむしろGoogleの純正カバーを装着したPixel 3に似合いそうな感じですね…。
▲ちなみにスタンドタイプもありますがこちらはUSB-Aポート無しです。
②純正カバー:ソニー「Style Cover Toch SCTH70」
XZ3はカバーを選ぶ際少し注意が必要です。
XZ3はXperiaシリーズでは初めて曲面ディスプレイを採用し、左右両端ギリギリまでタッチ操作可能になっています。このエッジ部分をタップしてアプリやショートカットを開く「サイドセンス」機能が搭載されているので、
▲この画像のピンクの部分が隠れないカバーを選ぶことが重要になります。
エレコムなどサイドセンスの有効・無効をしっかりと明記しているメーカーならいいですが、格安のノーブランド品にはほとんど記載されていません。
▲そこで僕が選んだのはソニー純正のスタイルタッチカバー。
サイドセンス対応が明記されており、カバーを閉じた状態でも透明なウィンドウでタッチ操作や通話が可能です。
▲実際に装着するとこんな感じです。表のカバーは透明ですが磨りガラス調の処理が施されています。
▲背面。純正なだけあって指紋センサーやカメラの形状にもピッタリフィットしています。
開閉での画面のON-OFFや明るさ調節など、最初の装着時に初期設定が起ち上がるのも純正の良いところ。価格がやや高めなのがデメリットでしょうか。
▲純正以外でもレイ・アウトのこちらはサイドセンス対応です。Xperia公式で探すと説明が詳しい商品が多いです。
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③USB type-Cイヤホン:Google「Pixel USB-Cイヤホン」
オーディオ機能に力を入れていたソニーも時代の流れには逆らえず遂に夏モデルのXZ2からイヤホンジャックが廃止に…。普通にイヤホンを接続しようと思ったら付属の変換アダプターを噛ませなくてはいけません(T_T)
…これが何か不格好で嫌だったんですよね。手間だし。
もちろんBluetooth接続のヘッドホンやイヤホンもありますが、充電を気にせずカジュアルに聴きたい時もあるわけで。
ということで探したら天下のGoogle様が非常に良さげなイヤホンを出してたんですね。
▲XZ3と同じくイヤホンジャックが無いPixel 3 / XL付属のイヤホンです。Googleストアから単体購入可能。
見た目はよくある開放型のカジュアルなイヤホンですが、DAC内蔵でハイレゾ再生対応の優れもの。
しかしそれだけじゃありません。
▲XZ3に接続すると…
▲このようにGoogleアシスタントの設定が起ち上がります。
▲設定が完了すると、リモコンのボタンを押しながら話すことで「OK,Google !」と言わなくてもGoogleアシスタントが使えるようになり、Google翻訳では双方向翻訳機能も使えるようになります。
これはAndroid 9搭載端末だけが使える機能。
現在だとXZ3の他にはPixel 3やEssential Phoneなど一部の端末しかAndroid 9は搭載していないので、最新機能を本家Googleの端末でなくともいち早く使えるのです。
これだけの機能が付いてお値段はなんとたったの3456円です。
恐ろしいほどのコストパフォーマンス。
USB-C接続・ハイレゾ対応・Googleアシスタント翻訳対応となるとベストバイな製品かもしれないですね。
④Xperia Ear Duo
Xperiaと言えば忘れちゃいけないのがこちらのXperia Ear Duo。
デュアルリスニングスタイルが新しい完全ワイヤレスイヤホンです。通知の確認からLINEの返信まで出来てしまう優れもの。
▼詳細なレビューはこちらからどうぞ!▼
⑤ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン「WH-1000XM3」
ワイヤレス・最高クラスのノイズキャンセル・LDAC対応と正に三拍子揃ったソニーのヘッドホンです。NFCでワンタッチペアリングも健在でXZ3とは相性抜群。
バッテリー持ちも良い上にUSB-C端子となり急速充電も可能でケーブルをXZ3と共有できる点もポイントですね。
実はXperia XZ2以降、Xperiaは端末自体のノイズキャンセリング機能は廃止になっています。つまり、XZ3でノイズキャンセリング機能を使いたい場合は、イヤホン・ヘッドホンが単独でノイズキャンセリングを行える機種でなければなりません。
※以前のモデル(IER-NW500Nなど)にあった有線タイプのノイズキャンセリングイヤホンなどは性能を発揮できないので注意※しましょう。
▼こちらはWH-1000XM3の詳細なレビューです。
周辺機器は相性に注意して最適なものを!
僕のように久しぶりに最新機種への機種変更となると、充電規格や端子、ディスプレイ形状の変更など、これまでの機種の感覚で周辺機器を選んでしまうと色々不都合が出てしまうことがあります。
例えばケーブルを使った普通の充電でも、急速充電はXZではQuick Charge規格だったものがXZ 3ではUSB PD(Power Delivery)規格にこっそり変わっていますし、フィルム類も曲面ディスプレイになったことで全面保護か一部(平らな面のみ)保護かという点にも気をつけたいところ。
▲効率よく充電したいならこのようなUSB PD対応のものを。最近ではモバイルバッテリーでもPD対応&大容量でもコンパクトなものが登場しています。
これでなければ使えないという訳ではありませんが、細かい仕様の変更や相性の良し悪しはスペック表を見ても書いていない、もしくは目立たない場合が多々あります。
今回は僕が可能な限り調べて購入したものですが、同じように周辺機器を探している方の参考になれば幸いです。
また他にももっと良いものがあるよ!という時はTwitterなどでぜひ教えてください(*^^*)
本日はここまで読んでくださりありがとうございました!