こんにちは、GEEQです。
ついに我が家にもAIアシスタント搭載のスマートスピーカーがやって参りました。
1ヶ月程前の▲こちらの記事を書いてた時はGoogle Homeが本命だったのですが…。
Amazonの大いなる力に負け、発表直後に招待リクエストしたところ見事に招待が来まして、購入した次第であります。
到着したばかりでそこまでイジれていませんので、レビューというよりも今日はファーストインプレッションとして少し使ってみた感想を書きたいと思います。
- まずは開封から外観をチェック!
- 初期設定は「Amazon Alexa」アプリから!
- 新鮮味はないけど快適な音声操作
- 「スキル」で機能が追加できる!
- 話しかけるだけで買い物ができる!
- 音楽再生はmusic unlimitedに登録すると真価を発揮しそう
- まとめ
まずは開封から外観をチェック!
▲パッケージはこんな感じ。見た目よりもずっしりしています。
▲本体、電源アダプター、マニュアルと内容物はシンプルです。
▲本体表面はファブリック素材です。安っぽさは全くありません。
▲控えめなAmazonロゴ。
▲操作ボタンは上部に集中しています。といってもほぼ音声コントロールなので使うことはあまりないかもしれません。右の「・」ボタン(アクションボタン)はセッティング時に使いました。
▲下部背面です。左が電源、右が音声のラインアウトですね。ここから手持ちのスピーカーなどに繋いで外部出力ができます。
電源を繋いだらあとは適当なところに置いて初期設定を行います。
初期設定は「Amazon Alexa」アプリから!
本体には最低限のボタンしかなく、液晶画面等もないのでWi-Fiへの接続や初期設定は全て「Amazon Alexa」アプリから行います。
初めてアプリを開くとすぐにEchoを登録するように促されるので、あとは指示通りに操作するだけ。
…なんですけど僕の場合登録に少し手間取りました。アプリとAmazonのサーバーとの通信が何度かタイムアウトしてしまい、なかなか登録できず。きっと混雑でもしてたんでしょうね。
そんなこんなで何とか初期設定を完了し、いよいよ実際に話しかけてみます!
新鮮味はないけど快適な音声操作
▲「アレクサ!」と呼ぶとこのように上部が光ります。
よくよく考えれば僕にとってはsiri、Googleアシスタント、Cortanaに続く4人目のAIさんです。 もはや音声操作にそれほど新鮮味はないですが、スマートフォンではなくスピーカーに話しかけるのはこれが初めての体験。
話しかける時に「ヘイ!」とか「オーケー!」とかを付けずにただ「アレクサ!」と名前だけ呼べばいいのは違和感も抵抗もそれほどなく、何となく日本人に向いてる気がします。
とりあえず試してみたのは以下の機能。
- 明日の天気を調べる
- 音楽を聴く
- ラジオを聴く
- 明日の予定
Alexaの音声は時々AIにありがちな独特なイントネーションになるものの、想像していたよりもちゃんとした日本語で返してきます。
ただ天気を尋ねると現在地の地名も言うんですけど地名の読みはかなり適当です(笑)。この辺は今後さらに調整がされると思われます。
気になったのはこれぐらいで、こちらの音声もしっかり聞き取ってくれるので操作は快適です。
「スキル」で機能が追加できる!
Echoの特徴的な機能がこの「スキル」の追加による機能拡張ですね。
初期状態でも基本的なコマンドは実行してくれますが、アプリから「スキル」を追加することでユーザーの好みの機能を追加してカスタマイズすることができます。
▲例えば予定を調べるときのカレンダーを指定したり、
▲ニュースの配信元を選ぶことができます。
他にもルンバの操作や照明の操作など家電系のスキルもありますし、タクシーの配車をしてくれるスキルもあったりと探すだけでも結構面白いです。
逆に言うとスキルを追加しなければその機能は使えないので、一見手間が掛かるようにも思えます。
しかし自分に本当に必要な機能(スキル)だけ有効にできることを考えるとある意味無駄のないシステムだなと好感が持てました。
話しかけるだけで買い物ができる!
さすがはAmazon。本業も忘れてはいません。
Echoに話しかけるだけで買い物ができてしまいます。
▲このようにON・OFFが選べるので誤操作が心配な場合はOFFにもできます。
音声での買い物を有効にするためにはワンクリック購入を設定しておく必要があります。また音声で認証コードを設定しておけば注文前に確認ができます。
「テレビをつけて」が「テレビ注文して」とかに聞き間違えられたら大変ですからね。
音楽再生はmusic unlimitedに登録すると真価を発揮しそう
気になる音楽再生に関してです。
確かアメリカではスキルにSpotifyがあって音楽再生で利用できたはずなんですが日本版では現状では利用することができません。
訂正→Spotifyとアカウント連携はできますが、何故か利用できません。
スキルではなく、アプリの設定→ミュージック・メディアからSpotifyのアカウントとEchoをリンクすることができました。
▲スキルではなく設定メニューの中にありました。ここからアカウントを連携させます。
しかし、再生しようとすると
「Spotifyは現在、この地域では利用できません。」
と冷たく返されます。
Echoの発表と同時にサービスインしたAmazon music unlimitedとの競合を避けるためなのか、それとも単にローカライズが追いついていないのか…。
▲ちなみにSpotifyアプリから再生する端末をEchoにすることはできます。どういうこっちゃ…。
リプライ失礼いたします、Amazon公式アカウントです。現時点でAmazon EchoにてSpotifyをご利用できないことを確認いたしました。
— Amazon Help (@AmazonHelp) 2017年11月17日
こちらについて利用可否についてあらためて確認のうえ、再度リプライにてお知らせさせていただいてもよろしいでしょうか。HM
▲一応Amazon公式も問題は把握しているようですね。
Amazon側の問題なのかSpotify側の問題なのかはわかりませんが、楽しみにしていたユーザーも多いと思うので早めの改善を望みます。
※11月19日追記
使えないもののアカウントのリンクができていたSpotifyですが、再びリンクすらできない状態になったようです。
恐れ入りますが、現在、SpotifyはEcho端末に対応しておりません。Spotifyは今後対応する予定ですが、時期は未定となっており、明確な日程はご案内できませんのでご了承ください。 SM
— Amazon Help (@AmazonHelp) 2017年11月18日
なんか二転三転してるのでSpotify関係は無いものとしてしばらく放っておきましょう^^;
▼Spotifyについては続報も合わせこちらにまとめました。
ということで今のところがっつり音楽を楽しむならmusic unlimited一択(prime musicでもよし)です。
僕はまだmusic unlimitedの方には本登録していないのですが、とりあえず「〇〇の曲をかけて」とか「ジャズが聞きたい」とか話しかけるとちゃんと音楽をかけてくれます。
この音楽は一体どこから持ってきているのか…。
詳しいことは確認できませんでしたがもしかしたらプライム会員なのでprime musicと紐付いているのかもしれません。
楽曲の多さやプレイリストの自由な作成など、音楽をフルに楽しみたいのであればmusic unlimitedへの登録が現状ではベストかもしれません。
Spotifyの対応はよ。
▲こちらから無料体験できます。
それと音質に関して。
正直なところEcho単体での音質は大したことないので、音楽再生をメインに考えている人は外部スピーカーと接続しましょう。
外観の画像にあるように、オーディオケーブルによる出力が可能です。
しかしその場合、Echoの設置場所がオーディオ機器のすぐそばでなければ置けないということになり兼ねません。
Echoの設置についてはマニュアルを見ると部屋の中央が推奨されています。
これがなかなか難しい…。
もし手持ちのオーディオ環境が整っているならばBluetoothでスピーカーと接続することをおすすめします。
▲スピーカーとは簡単にペアリングできます。
ソニーやBOSE、Ankerなどアクティブスピーカーも高価なものから安価なものまで様々出ているのでこの際検討してもいいかもしれませんね。
まとめ
簡単ではありますが半日ほどいじってみた感想を述べてみました。
正直なところこの「Echo」1つだけで生活の何かが劇的に未来的になったり、大きく変化することはないと思います。
しかし使ってみて思ったのは、Echoがあることで「あ、もしルンバあったらこのタイミングで声だけで掃除させられるんだよな。」とか、「hueがあればこのまま声だけで電気消せるな…。」とか、今ある家電をちょっとづつ更新していけばかなり便利になるんじゃないか、ということです。「fire TVも買えばもっと色々できそう…」とか。
今まではそれほど興味が無かったといいますか、別に音声操作なんて…と思っていましたが、Echoが来たことで急にリアルで身近なものに感じてしまいました。
もうhueとか本当に注文しちゃいそうです。
今後スキルもさらに増えていくでしょうし、対応製品も増えていくことでしょう。
スマートスピーカーは買った後の進化も楽しめる製品だと思いますし、期待したいところです。
▲music unlimitedの「Echoプラン」に申し込んでみました。気になる使い勝手などはこちらをどうぞ。
▲家電を操作出来る「スマートリモコン」もあると便利です。
▲ソニーから発売されたGoogleアシスタント搭載のスマートスピーカーとの比較はこちら!
本日はここまで読んでくださりありがとうございました!